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自転車で駆け巡るポルトガルの旅
2016.12.27
ACTIVITY, FOOD & WINE

自転車で駆け巡るポルトガルの旅

贅沢なバイクトリップ

旅先で自転車に乗るとなると、訪れた街でレンタルサイクルでショッピングといったイメージを持つ人が多いのではなかろうか?或いは、エキスパートが参加する過酷なロードレースのようなイベントを想像する人もいるかもしれない。
“ラグジュアリー・トゥー・ホイールズ”をキャッチコピーに掲げるバイク・ツアーズ・ポルトガルは、初心者でも安心してバイクツアーを楽しむことができる贅沢でユニークな、ポルトガル国内を自転車で旅するプログラム。旅の日数と訪れる街、一日に自転車で走る距離などは全てゲストの要望に応えてくれる。風光明媚な風景や歴史遺産を自分達のペースで楽しみながら、各地方に点在する小さな街をラグジュアリーホテルと共に巡るというもの。
朝ホテルを出発し、途中休憩とランチを挟みながら次のホテルまで自転車で移動。トイレとキッチン、メカニックを備えたトラックが伴走してくれ、何不自由なく快適な旅を演出してくれる。爽快な汗をかいた後のピクニックランチは楽しみの一つ。毎日異なるロケーションにテーブルセッティングが施され、日替わりの3コースメニューをローカルワインと共に頂く。
マウンテンバイクで駆け巡るポルトガルの旅には、自転車だからこそ感じる事が出来る発見や出会いがあり、車移動の旅とは一味違った感動を与えてくれる。

魅惑のアレンテージョ

ポルトガル国内で用意されている幾つもの基本コースの中で特にお勧めのコースは、リスボンの背後に広がるポルトガルワインの産地として名高いアレンテージョ地方を巡る4泊5日のトリップ。
降雨量が少なく日照時間が長いアレンテージョは、起伏に富んだ広大な平野に青い空と赤い土の景色が特徴のワイン造りに適した地域。また、オリーブやコルク樫、羊の放牧が盛んな事もあり、ポルトガルの田舎らしい美しい風景を楽しませてくれるコース。降り注ぐ太陽の日差しを感じながら、行く手に広がる葡萄畑の間を駆け抜けるのは何とも爽快で優雅な体験である。
旅の起点となるのは、リスボンから車で約2時間の移動距離にある、城壁に囲まれたアレンテージョ地方の古都エボラ。エボラを出発し、アレンテージョ地方選りすぐりのラグジュアリーホテルに泊まりながら1日平均50キロの道のりを満喫する。途中、スペインとの国境にほど近い、ポルトガルで最も美しい村と称されるモンサラーシュに立ち寄るのはハイライトの一つ。
城壁に囲まれた丘の上から見下ろすアレンテージョののどかで美しい風景は、バイクツアーの体験と共にきっと忘れがたい記憶となるだろう。

ワインと美食、そしてホテルを楽しみながら

“ワインの産地は美食の聖地”この逆もまた然りで、アレンテージョ地方は、ポルトガルを代表する良質なワインの生産地であり、グルメが羨望する先鋭的なレストランも点在するエリア。
朝はホテルでビュッフェによる朝食、昼は屋外でいただく郷土料理を中心としたピクニックランチ、そしてディナーは宿泊ホテルのメインダイニングでいただくティスティングメニューといった内容。
アレンテージョでのプログラムで特にお勧めのホテルは、サオ・ロレンコ・ド・バロカルとマーリャディーニャ・ノバの2か所。サオ・ロレンコ・ド・バロカルは、古い農作業場をホテルに改装したユニークなコンセプトで、自家製のオリーブやハム、卵を使った郷土料理をやはりオリジナルワインと共にバルのような雰囲気の中で頂くスタイル。シンプルで温かみとどこか懐かしささえ感じることができる雰囲気は、昼間のバイクランで疲れた体を癒してくれるに違いない。
そしてプログラムの最終日に組まれているのが、広大な農業地にわずか10室の宿泊施設を備えたワイナリーとして誕生したマーリャディーニャ・ノバである。ワイナリーに併設されたダイニングの名前はその名の通り、”Wine & Gourmet”。アレンテージョのアロマを感じ取れる革新的なアイデアに富んだ料理の数々は、オーナーファミリーが生産する上質なワインとの相性も素晴らしく、ツアーの最後を飾るに相応しい一夜となるはず。

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