magellan beyond immagination

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ギリシャ 地中海リゾート”AMANZOE”へ
2016.11.28
HOTELS

ギリシャ 地中海リゾート”AMANZOE”へ

WRITTEN BY MAKOTO YAMADA

アテネ空港に降り立つと、”AMANZOE”と書かれたボードを持った笑顔の男性が出迎えてくれた。これから行くアマンゾイのドライバーである。空港からは、車で約200kmの道のりだ。

約1時間ほど高速道路を走ると、CANALと呼ばれる運河に辿り着く。その運河に架かる橋を渡るのだが、目が眩むような高さからそこは今や道中の人気写真スポットなのだとか。

残りの道のりは、小高い丘のアップダウンが続く。両脇には、今がちょうど収穫時期という実をつけたオリーブ畑が。また、時折見えてくるエーゲ海の青さが、地中海のリゾート ギリシャに来たことを実感させてくれる。

 

約2時間半のドライブの末、ようやくアマンゾイに到着。

真っ白な柱が、美しく立ち並ぶ。まるで古代のギリシャ神殿に迷い込んだかのような豪華な建物を前に、心が踊る。

車を降りると、冷たいおしぼりとウェルカムドリンクのおもてなしが。レモンと蜂蜜にスパイスを利かせた甘酸っぱいドリンクが、移動の疲れを癒してくれる。

案内された客室は、大理石調の床と壁に、アクセントとして木目が使われており、気品のある落ち着いた空間だった。

アマンゾイは全室にプライベートプールが付いており、そのインフィニティプールから流れ落ちる水音が、最高の癒しを演出している。その音に癒されながら、テラスのデイベッドで寛ぐうちに、思わず時間を忘れてうたた寝をしてしまった。

レストランは、地中海料理のメインレストラン、ビーチ脇にあるビーチクラブと、最近人気があるというアジアン料理も楽しめるプールサイドレストランの3箇所。ここは地中海。やはり新鮮なシーフードや地元で採れた野菜を使った地中海料理がおすすめだ。今回頂いたのは、とれたてのシーバスを使ったロースト。表面はカリッと、なかは驚くほどフワフワでジューシー。また、”このローストに合うワインを”と、レストランマネージャーがおすすめしてくれたのは、地元で作られた)オーガニックワイン。それぞれの美味しさが引き立ち、香り高い味わに、ついついお酒も進んでしまう。

また、朝食メニューにある”ヤギのミルクからつくられたヨーグルト”も、是非食べてみてほしい一品である。コクがあり、非常にリッチなテイストで、こちらもまた地元産である。

 

翌日は、アマンゾイのスタッフが勧めるスペツィス島(Spetses Island)へデイトリップ。タクシーで15分、ポルトヘリの港Kosta portに到着。ここからは、water taxiと呼ばれるボートで約10分。アマンゾイからも見える、最寄りの島に辿り着いた。小さな島だが、ギリシャの独立戦争では、一番最初に革命の旗が掲げられたという重要な歴史を持つという。島の要所には、今も当時の大砲が残っている。しかし、オレンジの屋根に白い壁、青い窓枠の建物が何とも地中海らしい街並みで、そこには可愛らしいショップやお洒落なレストランが建ち並び、今や観光客が多く訪れる場所となっている。

島内を散策していると、釣りをしている島の人を多く見かけた。なかでも驚いたのは、一人の女性が鶏の足を糸に括り付けたものを海の中に垂らしていたことだ。不思議に思って、何をしているか尋ねてみると、何とタコを釣っているという。釣った小さなタコを見せてくれた。何ともユニークな方法である。

今回訪れたのは、10月末のオフシーズンだった為、ゆったりとアマンゾイと周辺を堪能することができた。アマンの高いホスピタリティーを常に感じながら、地中海の豊かな恵みを体いっぱいに吸収し、心身ともにリフレッシュできた旅だった。アマンゾイは、4月から10月の夏期のみの営業だが、すでに来年4月のオープンが待ち遠しい。