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紅茶・サファリ・海</p>~旅するスリランカ~
2018.09.20
FOOD, HOTELS, BEACH

紅茶・サファリ・海

~旅するスリランカ~

WRITTEN BY MAKOTO Y.

地図を眺めるとアジア大陸のインドの南東寄りに小さな涙の雫のような形をした島がある。かつてはセイロンと呼ばれた島国、スリランカ。
今回はそんなスリランカの魅力溢れる3つのルレ エ シャトー加盟ホテルを巡る旅になった。

セイロンティーを学ぶ

紅茶の産地ハットンへは、コロンボから水上飛行機で約30分。この日は朝から生憎の雨空で、飛行機からの景色は、雲ばからりだったが、高度が下がるにつれて山肌に沿うように作られた茶畑と、茶畑に囲まれた湖が見えてきた。
水上飛行機で湖に着水したあと、ボートでのんびりと湖を横切ると、そこに見えて来るのは湖畔に建つ、かつての大農園主の邸宅を改装して造られたホテル、「セイロン ティー トレイルズ」である。時折出る霧が幻想的で静かな湖畔に3棟と、色とりどりの花々と緑豊かな高原のなかに2棟のバンガローと呼ばれる5棟からなるホテルである。

ホテルの名前にあるように、スリランカが誇る名産セイロンティーのティーファクトリーを見学することができる。
紅茶といえば真っ先に思い浮かぶのはイギリスだが、ここスリランカは1948年までイギリス領だったことから本国イギリスから運ばれた紅茶がスリランカで広まり、セイロンティーとして今では世界中で愛されている。実は緑茶も烏龍茶も紅茶も元は同じ茶葉からできている。茶葉の発酵度合いと精製によって様々な種類のお茶に生まれ変わるのである。
紅茶と一口にいっても、オレンジペコ、ブロークンオレンジペコ、ダストなど細かな等級分けがあり、希少価値の高いホワイトティーなどをこのティーファクトリーでは、茶葉の種類や作業行程を丁寧な説明を聞きながら見学することができとても興味深い。ホテルではセイロンティートレイルズの紅茶を使用したティーインフュージョン料理と、鮮やかな色合いのスィーツが並ぶ絶品のアフタヌーンティーが楽しめる。

サファリ体験

スリランカで本格的なサファリ体験ができる場所がある。
スリランカ南東部に位置するヤーラ国立公園。自然保護区でもあるこの国立公園は5つのブロックに区切られており、一般的なサファリではブロック1がお勧めである。野生のヒョウ、クマ、象の群れやサル、シカ、水牛、ワニ、イノシシなど44種類の哺乳類と鮮やかなグリーンが特徴のミドリハチクイやカワセミをはじめとする約400種以上の鳥類が生息している。ヒョウやクマは特に遭遇率が低いのだが、今回宿泊した公園内にあるホテル、「ワイルドコーストテンテッドロッジ」で参加したサファリでは、幸運なことに出発して直ぐに、なんとヒョウを発見。遠目にだが、草むらのなかをゆっくりと歩く鮮やかなヒョウの紋様を目に捕らえることができた。

更なる幸運が待っていた。翌朝に訪れたキリンダ寺院見学からの帰り道、ホテルの入り口へと向かう途中に突然私たちの車の前にヒョウが飛び出してきたのである。
ロッジ滞在中は、昼食を食べているとレストランのなかにサルの群れが飛び込んできたり、夜には外のプールのすぐ脇に大きな象がやってくることも。部屋の前をイノシシの親子ウロウロしていたりと驚くほど間近に野生動物たちを感じることができる。
時期によっては、普段はあまり訪れないブロック5でのアフタヌーンティーも楽しめる。ブロック1では、サファリカーを降りることができないのだが、少し足をのばしたブロック5は観光客が少なく、よりワイルドな自然に溢れている。川べりにテーブルがセットされ、サファリカーを降りて川のせせらぎの音が聞こえる森の中でのティータイムである。

絶好のオーシャンビュー

島国であるスリランカは、勿論ビーチリゾートの存在も忘れてはならない。
紺碧のインド洋を見渡すような岬の突端に建つホテル、「ケープウェリガマ」。
三日月型をしたメインプール、その脇の芝生では、早朝のヨガ体験が行なわれている。朝の清々しい空気のなか、キラキラと眩しい朝陽を反射するプールと目の前に広がる壮大なオーシャンビュー。新鮮な朝の空気と朝陽を浴びながら心身ともにリフレッシュされる心地好い時間が流れるホテルである。ルレエシャトー加盟のホテルは総じて食事のクオリティが高い。シェフが目の前で調理してくれるオープンキッチン「TABLEAU」。地産地消にこだわった地元の新鮮食材を使い、もともとフレンチ料理だったというシェフが一品ずつ丁寧に、見た目にも繊細で美しいコース料理。じっくりと時間をかけて調理された白身魚は、ふっくらと柔らかく絶品である。
ケープウェリガマでは、11~4月頃はホエールウォッチングのエクスカーションも体験できるそうだ。今回は残念ながら時期が合わなかったので、再訪を心待ちにしている。

シンハラ語で光輝く島を意味するスリランカ。紅茶、食、野生動物、海、そして、世界遺産の観光や近年特に人気が高まっているアーユルヴェーダなど、多彩でバラエティに富んでいる。一度の訪問では遊びつくせない魅力あるディスティネーションであった。

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