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インドネシアン・トラジャ
すっかり人気の定着したアジアンダイニングですが、最近注目を浴びているのはモダンコンテンポラリースタイル。ディナータイムは気軽に楽しみたいけれど、おしゃれなムードも大切にしたい。今年春、渋谷にオープンした「インドネシアン・トラジャ」はそんな気分の時におすすめのレストランです。
「Indonesian Toraja」のサインから階下を見下ろすと、植物の包まれるようにひっそり覗く木のドアがほの暗く照らされ、隠れ家的なムードを漂わており、ドアの奥の様子へと高まる期待感。ドアが開かれると、それまで想像していたイメージを覆すような吹き抜けの開放的な空間が広がります。2層吹き抜けの2階部分が入口となった状態で長いアプローチを右下に幻想的な店内の様子を眺めながら進んでゆきます。その洗練された雰囲気とライティングのトーン、それに象徴的に飾られたレリーフの様子が、どこか「アマヌサ」のエントランスロビーを彷彿させます。
広い空間をぐるりと見渡しながら、案内された席に着くと、暗くおさえられたライティングと、テーブルだけがスポットがあたるように明るく照らされているため、吹き抜けの高い天井も、周りの様子もほとんど気にならず、意外にもと落ち着けます。
まず、アペリティフに、爽やかな笑顔に抜群の気配りのスタッフ・武井聡さんが勧めのてくれた「アニバーサリー」というカクテルを選びました。「アニバーサリー」はマンゴージュースをシャンパンで割った爽やかなカクテルでした。
料理はインドネシアのスパイスをふんだんに使ったスパイシーなものばかり。サテやインドネシアの伝統的な春巻きなどに添えられたソースはかなり辛く、野菜やチキンをダイナミックにまるごと使ったスープカレーもピリリと利いて、バリハイやビンタンビールが、思わず進んでしまいます。スパイシーな料理を充分堪能したあとは、やはり、ナシゴレンで締めくくりたいもの。ナシゴレンは深みのある味わいでスパイシー料理で火照った口のなかに甘く広がり満足感に満たされます。
もちろん、デザートも豊富で、クレームブリュレやマンゴープリンなど目にも舌にも楽しませてくれるもの。
バリ島洗練されたホテルを訪れた後の余韻を楽しむには、ぴったりの空間といった印象のレストランです。
「インドネシアン・トラジャ」
所在地:東京都渋谷区神南1-18-7 12ヶ月ビル地下3階
電話:03-5784-0706
Text&Photo by Mami Ohashi
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