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とびきり贅沢な新リゾート「ソネバキリ」
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とびきり贅沢な新リゾート「ソネバキリ」…Ever Soneva Kiri So over the Top...
Text & Photo by Tsutomu Hattori

 モルジブのソネバフシ、ソネバギリにつづきシックスセンシズの旗艦ブランド、ソネバを冠する最新リゾートが、カンボジア国境近くタイのクー島に 2009年12月にオープンした。その名は「ソネバキリ」。
 リゾートを抱えるクー島は、日本では馴染みの少ない島だが、ニューヨークタイムス紙では「2010に行くべき世界の観光地トップ31」の中に選ばれている。観光地化は、全くといっていいほどされておらず、手付かずの大自然がそのまま残る、世界でも有数のリゾート島と言えるだろう。
 ソネバキリまでのアクセスは、非常にユニーク且つラグジュアリー。移動手段はバンコクのスワナプーム空港からシックスセンシズが所有するプライベートセスナのみ。セスナ機がシックスセンシズの所有のセスナならば、エアポートもそれを発着させるためだけに作られたプライベートエアポートだ。またバンコクの空港では、タイ国際航空のラウンジが利用でき、ソネバキリのゲストへは個室も用意されている。ボーディングの時間にあわせてソネバキリのスタッフが迎えに来てくれるので、安心してゆっくり寛ぐことができる。リゾート到着前から、プライベート感溢れる、非日常的な演出にまだ見ぬリゾート、ソネバキリへの期待が一層高まってくる。

 1時間程のフライトで、ソネバキリの隣島、マイシー島に到着。セスナの機体のすぐ傍らにはソネバキリのスタッフが、ゲストの到着を待ち構えてくれている。プライベートエアポートならではの光景だ。そこからソネバキリまではスピートボートで乗り入れる訳だが、リゾートの入り口である桟橋では、数名のスタッフとジェネラルマネージャーが笑顔で迎え入れてくれた。

 ソネバキリにはフロントの様なものはなく、チェックイン、チェックアウトは全てそれぞれのビラで行われる。リゾート内での移動は電気カートか自転車。竹の木で作られた印象的なゲートをくぐり抜け、電気カートで敷地の中を走るとまもなくビラに到着。
 ビラの周囲は木々で覆われ、外からはその全容をうかがい知ることは全くできない。プライベート感も申し分のない作りになっている。しつらえられている調度品はすべて温かみのあるナチュラルな木製のもので、中には自然の形そのままが残っている椅子など、シックスセンシズらしい意匠となっている。建物全体が周りの自然環境とうまく調和され、それでいてなんとも上品で洗練された印象を受けるのはさすが。

 ビラに向かう途中、いくつかのビラが建設中であることに違和感を覚えた。リゾートの建設工事は全て完了している筈なのだが…。聞けば、ソネバキリでは同じ敷地内にレジデンスも建て、販売していると言うのだ。その値段は、1棟6億円。受注後に建て始めるというレジデンスの建設工事がいくつもの場所で行われていたのだ。計画中の30棟のうち既に21棟が売約済みとの事。どおりで建設ラッシュな訳である。
 ソネバキリは地球環境保護といったキーワードのもとに作られたラグジュアリーリゾートである。そのままの自然が残る辺境の地ソネバキリ。ここでは、現代的な快適さを最大限に享受しつつ、大自然の中でゆったりと贅沢にくつろぐ、といったリゾートの醍醐味、非日常を存分に味わうことができる。一見、矛盾していて両立し得ないようにも思えるエコロジーとラグジュアリー。ソネバキリは、シックスセンシズが掲げた理想に真剣に取り組み、形にし、見事に完成させた。まさに、「リゾートを超えたリゾート」なのだ。
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