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アマンガニとアマンギリ
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アマンガニとアマンギリ…This is American Amanresorts...
Text & Photo by Makoto Yamada

 2009年10月、アメリカ2軒目のアマンリゾート「アマンギリ」が誕生した。今回はこれを機に、北米にあるもう一つのアマンリゾート「アマンガニ」とともに訪れることにした。

 アマンといえば圧倒的にアジアのイメージが強い。インドネシア、タイ、スリランカ、フィリピン、インド、ブータン…。アマンリゾートの大半はアジアの国々にある。

 何故、アメリカだったのだろう?
 アメリカと聞き、まずは都市型のアマンを想像してしまうが、実際に訪れてみるとこの2つのアマンは、どちらも大自然に囲まれているのがわかる。

 ロッキーマウンテンの麓、グランドティトン国立公園やイエローストーン国立公園の玄関口、ワイオミング州のジャクソンにある「アマンガニ」。そして、グランドサークルと呼ばれる、レイクパウエルを中心とした半径約230キロの円内に存在する、多数の国立・州立公園、キャニオンが見られる「アマンギリ」。

 アンコール遺跡やボロブドゥール遺跡などの世界遺産も勿論素晴らしいが、人の手ではなく自然の力が作り上げたこのダイナミックな造形美には、ただただ驚くばかりである。

 また、同じアメリカ国内にあるというのに、アマンガニとアマンギリでは、景色、町、気候というのも全く異なっている。この2つのアマンに行くだけでまるで違う国を旅した気持ちになるほどだ。

 そんな中で全く変わらないものもある。

 ゲストを名前で呼ぶ、どこにいて何を注文しても部屋番号を聞かれたり、サインを求められたりしない、そして初めて顔を合わせたスタッフから体験したアクティビティの感想を聞かれる…スタッフの皆がゲストの行動を把握しているという点は、やはりアマンである。
 アジアとの雰囲気の違いなのか、アジア人と欧米人との違いなのか、何かいつものアマンとは印象が異なるものの、ここアメリカのアマンも、アジアのアマンと変わらないホスピタリティでゲストをもてなしてくれている。

 そして気になる食事は、どちらもアメリカらしくウェスタン。ステーキやハンバーガーのパテは、さすがアメリカというボリュームである。

 アメリカの料理といえば、ボリュームはあるけど脂っこく大味なイメージしかないが、ここアマンガニとアマンギリでは美しい盛り付けと美味しい食事を堪能することができる。
 決まったメニュー以外にも、必ずその都度、スタッフが口頭で案内してくれるその日のスペシャルメニューがあり、現地の食材を使い新鮮な白身魚のグリルや、「KOBE」ビーフと呼ばれるステーキなど、そのどれもが絶品である。ちなみにKOBEビーフとは日本から仕入れているわけではなく、同じように飼育方法に拘った牛ということらしい。
 メニューに関しては、ウェスタン以外に日本食などの希望があれば、遠慮なくシェフに要望を伝えるとアレンジしてくれる。これもアマンならではだろう。但し、食材の準備があるのでお願いする場合は前もって言っておこう。

 ここアメリカのアマンでは、いつものアジアのアマンとは違う経験ができること請け合いである。アマンならではの隠れた場所にあるので、リゾートまでのアクセスは大変だが、時間をかけて行く価値はある。
 雄大な景色、普段は目にすることがない野生動物、美味しい食事、暖かいもてなしで皆様を出迎えてくれるはずだ。
※「アマンギリ」のご紹介…アマンリゾートアマンギリ
※「アマンガニ」のご紹介…アマンリゾートアマンガニ
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