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カペラ ウブド バリ

Capella Ubud, Bali

カペラ ウブド バリ

インドネシア / バリ島(ウブド)

ウルトララグジュアリーを標榜し、世界中にセンセーショナルなホテルを送り続けているカペラホテルグループが、2018年にオープンさせたのは緑深いレインフォレストのジャングルに囲まれたバリ島、ウブドのケリキ地区。
カペラ ウブドは、1800年代初頭にインドネシアに入植したヨーロッパ人の冒険心にインスパイアされた著名ホテルデザイナーであるビル・ベンスリーによって手がけられ、その立地はレインフォレストキャンプというコンセプトでバリ島における最もエキゾチックでスピリチュアルな
ロケーションを選んだ。鬱蒼としげるジャングルに点在するテンティッドスタイルの客室は全部で23室のみ。建設に要した4年の歳月の間、野生の木を一本も切ることなく完成に至ったというだけあり、自然環境に対する敬意と拘り、そして何よりもアジアでは珍しいテンティッドスタイルのホテルとしての完成度の高さが窺える。
リトリート内の各施設を結ぶあぜ道の脇に建つバリ風の門扉が、テントに続く玄関口。扉を空けると10メートルほどの吊り橋が掛けられていて、それを渡ってテントへ向かうというアプローチ。まさしく冒険心を掻き立ててくれる粋な演出である。
テント内は1800年代にタイムスリップしたかのような、クラシックサファリをイメージしたデザインで、アンティーク家具や絵画が室内を彩る一方で、エアコンやwifi、室内スマートフォン、コーヒーマシン、ワインセラー、家具タイプのハイテク冷蔵庫などを取りいれた便利で快適なキャンプライフを提供してくれている。
そして全てのテントには、美しいレインフォレストの景観を独り占めにできるソファベッドが置かれたテラスと、ジャグジーが付いたプライベートプランジプールが配されていて、1ベッドルームテントでも173平方メートルと十分な広さ。

朝食の他に、日替わりのスケジュールアクティビティ、ソフトドリンクとローカルビール、24時間アシスタントサービス、アフタヌーンティ、カナッペとカクテルが楽しめるイブニングカクテル、ウブド中心への送迎サービスが宿泊料金に含まれている。
ウブドに初めて上水道が設置された様子をイメージしたというユニークなメインプールや、ポップなアートが配されたリトリート内は、ちょっとした美術館に居るような雰囲気で何とも楽しく感じる。
1800年代のオールドスタイルとのギャップが却ってわくわく感を掻き立ててくれる。ダイニングスペースは2か所で、特筆すべきは”炉端焼き”をコンセプトにしたダイニング”アピ・ジャワ”だ。
オープンキッチンを囲むようにデザインされたカウンター席は16席のみで、シェフとの会話を楽しみながら頂く”Omakase”コースは、カペラ ウブドならではの価値ある貴重なダイニングエクスペリエンスとなるだろう。

ディナーの後はキャンプファイヤーを囲み、モノクロの古き良き時代のバリ島の映像を見ながら、焚火で炙ったマシュマロを食べながら過ごすのがカペラ ウブドのキャンプスタイル。
カペラ ウブドは大人のアドベンチャー心を満たしてくれるとびきりユニークでラグジュアリーなホテルである。

INFORMATION

MAP

COUNTRY

インドネシア

ACCESS FROM AIRPORT

ングラ・ライ国際空港より車で約1時間30分

TYPE OF ROOMS

Terrace Tents
Terrace Tents
River Tents
Keliki Valley Tent

AREA

バリ島(ウブド)

NUMBER OF ROOMS

23

RESTAURANTS

MADS LANGE
API JIWA
THE MORTAR AND PESTLE BAR
THE CAMP FIRE

MAP

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2019.01.15
JOURNAL

カペラ ウブドのミスティーク

昨今のホテル事情において、新しいホテルがオープンすると聞いた時、カペラほど心踊らされるブランドはない。カペラ ウブドは、一風変わったテントスタイルのホテルとの事前情報。アジアのテントスタイルのホテルはいずれもそれなりにリモートな場所にあるだけに、果たしてウブドのそれは如何に・・・との思いで滞在した。

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